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メテオハンター発明品!
快適なハンティングのために


ロッキー山脈の麓に住むあるメテオハンターが、とんでもない物を発明した。このメテオハンター、金属探知機を使う近代的なハンティングをあまり好まないらしい。彼の使う道具は、昔ながらの『磁石』。メテオハンティングに使われる金属探知機は、結構重く大きいものである。それに比べて、磁石は小さく軽い。彼は、それを更に小型で軽いものにしてしまった!

彼の日課は、朝の散歩を楽しみながら隕石を探すことだ。ハンティングの必需品である磁石を持って出掛け、隕石らしい小石を数個持ち帰り、磁気反応以外のテストを家で行っている。磁石を使うと、手軽にどんな場所でも楽しみながらハンティングできる。確かにその通りだが、金属探知機のような能率性と確実性は当然ない。

「磁気反応は、もちろん、外見をチェックして隕石の可能性があると判断してから行っているよ。磁石付きの棒は、世界中のメテオハンターたちの愛用品として、昔から重宝されてきたし、すばやく簡単に反応を見られるから最高だよ。だけど、棒は嵩張るし、もちながらジョギングしたり岩を登ったりできないからね〜。」と彼は言う。一体、メテオハンティングを何だと思っているのだろう。

とにかく、彼は彼なりに自分の理想を追求した。彼の場合、とにかく手に何も持たずにハンティングをしたかったのだ。そして、彼は遂にひらめいた。「リングだ!!!強力磁石のリングを作って指にはめていれば、いつでも使えて、なくすこともない!!棒にはめて、磁石棒にも早変わりする。絶対いける!!」いつものお散歩中にひらめいたと言うのも、彼らしい。


自分のひらめきへの感動も覚めやらぬまま、彼は自宅でせっせとリングを作り始めた。そして、その出来栄えに更に感動。指は磁石の吸い付く感覚にとても敏感で、鉄分の低い隕石への反応も感じ取ることができた。

彼の使った磁石は、アメリカでNIB(Nd2Fel4B)と呼ばれる最強の磁石で、最近になって売り出されたものである。リングの土台は、手芸店から買ってきたリングの部品(しかもシルバーで結構おしゃれなもの)で、大きな宝石を埋め込めるデザインのものだ(宝石代わりにNIBを埋め込む)。一般の隕石ファンの方で、メテオハンティングに興味がある方には、ぜひ作ってみて欲しい一品である。

最後に、発明者からの大切な忠告。「ハンティング以外の時には、絶対にリングをはずしておくこと。NIBの強力な磁気は、貴方の大切なコンピューター、ステレオ、クレジットカードを"ゴミ"と化します。」くれぐれも、ご注意を。




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